貴方のお陰で3人の素直で優しい子供達に出会うことが出来ました
これは 私にとっては何よりの宝物であり、この子達の為にも親としてしっかり道を外さぬよう歩かなければ・とその時 覚悟を決め夫婦を歩んできましたが
貴方のご都合主義は変わらず・・
自分の都合の良い私であればご機嫌で、気に入らなければ当り散らす・・
それは、私に限らず、子供達に向けても同じでした。
子供の受験が始まると、その子に向けて敵意を剥き出し<父親>という立場で
「無駄な投資はしない」等と、金をチラつかせ上下関係を意識させる。
それが 子供心にどんなに苦しく耐え難いかは 貴方には伝わらない。
考えてみれば それは 紛れもなく貴方の中にある「父親」そのものであり、
「金色夜叉」と貴方自身が言った貴方の父親の姿に他ならなかったのです。
私は必死で探しました・・ あなたの心理を。
そして心理学で、私達の現実を知らされる事となりました。
「モラルハラスメント」「自己愛性人格障害」
そして、辿り着いたのが
「恋愛依存症」の中の<回避依存症(独裁者・搾取者・ナルシスト・脱走者)>
が 貴方に該当するものです。
以下に載せてある事柄を真剣に読んで下さい。
回避依存症(以下からポイントを抜粋しています)
「回避依存を理解するためには壁という比喩を使うのがわかりやすいと思います。私たちは自分と他人との間に心理的な境界線である心の壁を作っています。壁は個人差があり、高いものから低いもの、硬いものからやわらかいものというように人それぞれです。私たちは誰もが壁の高さや硬さをうまく調整して人間関係を進めています。
ところが回避依存症者の場合、その壁はあまりに高く、あまりにも硬いのです。ちなみに、共依存症者の場合には、その壁があまりにももろいために、自分とパートナーとの心理的境界線がまったくなくなってしまうところが問題なのです。ようするに、回避依存症者も共依存症者も「適度な壁」をつくることができないのです。」
世の中は自己中心・自己保護だけでは子供たちは守れないものです
自覚と責任と誇りを持つということが、人生の最大の公約数であるはずです
これが私達夫婦の姿です。
(以下にもっと詳しく回避依存症を載せてありますのでご覧下さい)
ただ、こうなったのは 貴方の責任だけではなく
貴方の両親の「こうあらねば!」「こうでなければ!」という厳格な教育(躾)による抑圧から起きたものであり、その結果として貴方は親の管理下から抜け切れない自分と戦い、やり場のない感情を自分にとって無抵抗の家族に向け「誰のお陰でこんな良い場所に住めていると思ってる」等という言葉で威圧し、抑圧された貴方自身の心を一時的に回避しているに過ぎなかった・と言う事です。
今回の手紙の中にも この場所から離れて・・といったような考えが示されていますね
それなら自由にすればいい
しかし、その為に「家族」を巻き込まないで欲しい。
世の中は自己中心・自己保護だけでは子供たちは守れないものです。
自覚と責任と誇りを持つという事が人生最大の公約数であるはずです
貴方が自由でありたい・と思うために、真面目に生活を切り盛りしている妻や子供達を巻き込むことは 結果として、子供達の命の根っこを もぎ取ることに繋がります。
私はそれだけは許すことは出来ません。
貴方がどこでどういった生活を送られようと、それは貴方自身が選んだ結果ですが、
私にも守らなければならない自分と子供たちの未来があります。
私は前回の調停でも述べましたように 「子供が巣立つまで」の覚悟を持って生活しています。
私が守り抜いてきた家族は 貴方の利己主義と自己保護の考え方で選んだ結果ではありません。
確かに 貴方のこれからの25年があるように 私のこれからもあります
貴方の25年が価値あるものである事には意義はありません
が、私も子供たちも同等に意義あるものであるはずです
貴方だけが有意義である為に 私が あなたの都合の良い結果を背負うことには
貴方にそれなりの責任があります
多くは語りませんが 貴方の幸せを願いながら、私も幸せを求めて生きたい。
その為には 私も幸せに成りたい為の当然貴方からの担保を信じております。
回避依存症
回避依存症の特徴は「恋人との親密な関係を避ける」というものです。心休まる、温かい愛情に満ちた関係を意図的・非意図的に避けるのです。回避依存症には4つのタイプがあり、「独裁者」「搾取者」「ナルシスト」「脱走者」にわけられます。「独裁者」は支配―服従の権力関係、「搾取者」は損か得かの利害関係、「ナルシスト」は物としてあつかう関係、「脱走者」はあくまで他人としての関係においてのみ、パートナーと結びつくことができるのです。回避依存の傾向は、恋愛だけでなく、家族との関係、友人との関係などあらゆる人間関係でも認められます。
回避依存を理解するためには壁という比喩を使うのがわかりやすいと思います。私たちは自分と他人との間に心理的な境界線である心の壁を作っています。壁は個人差があり、高いものから低いもの、硬いものからやわらかいものというように人それぞれです。私たちは誰もが壁の高さや硬さをうまく調整して人間関係を進めています。
ところが回避依存症者の場合、その壁はあまりに高く、あまりにも硬いのです。ちなみに、共依存症者の場合には、その壁があまりにももろいために、自分とパートナーとの心理的境界線がまったくなくなってしまうところが問題なのです。ようするに、回避依存症者も共依存症者も「適度な壁」をつくることができないのです。
相手(もしくはあなた)に次のような傾向が見られないか、チェックしてください。
【独裁者】
○何でも自分の思い通りにいかないと気がすまない。
○「ああしろ、こうしろ」と命令口調が多い(「こうした方が良い」というように、アドバイスの形になっていることもある。)
○彼(彼女)の意見や行動を少しでも否定するようなことを言うと、急に怒ったり、黙り込んだりする。
○「お前はだめな人間だ」というような意味の発言が多い。
○あなたの行動に常に監視の目を光らせている。
○あなたが何か新しいことを始めようとすると、「やめたほうがいいよ」というようにやめさせようとする。
○「おれ(私)の言うことを聞かないと、大変なことになるよ」というような意味の発言が多い。
○身体的暴力または精神的暴力(あなたの人格を否定するようなことを言う)をすることがある。
○何でも、どんな時でも自分が正しいと思っているようだ。
○何をするにも彼の「許可」が必要だ。
この項目に多く当てはまる人は、常に「正しいのは自分、間違っているのはお前」と思っています。独裁者タイプには2つのパターンがあり、ひとつは「身体的暴力」、もうひとつは「精神的暴力」です。とにかく、自分の思い通りにコントロールしようとします。
【搾取者】
○人にはあれこれと要求してくるくせに、こちらからの要求には耳を貸そうとしない。
○物を頼んでくる時だけは、急にやさしくなる。
○(あなた自身について)「私は利用されているだけなのかも・・・・・・」と不安に思うことがある。
○要求をのんだ時のやさしさ、要求を拒否したときの怒りや不機嫌さ、そのギャップが驚くほど大きい。
○こちらが要求を受け容れるまで、しつこくねちねちと責め続けてくる。
○「子供っぽいわがままさ」が強くあると思う。
この項目に多く当てはまる人は、「利用すること」にもっとも大きな価値を置いています。こちらがどんなにがんばって、要求をのんだとしても、終わることなく次々と要求は突きつけられるのです。しかも、要求をのんだ見返りというのはほとんどなく、こちらが要求をのんで当然といことになってしまいます。
【ナルシスト】
○「少年っぽい」ところがある。
○ちょっとしたきっかけで、手のひらを返したように冷たくなることがある。
○意識的にか無意識的にかわからないが、人の気持ちを傷つけるようなことを平気で言う。
○「理想」へのこだわりが強いように見える。
○ナイーブである。
○人の話を聞くよりも、自分の話をすることを好む。
○「自分は特別な人間だ」というような発言をすることが多い。
○「彼(彼女)の好み」から少しでもはずれたことをすると、不平を言ったり不機嫌になったりする。
○彼(彼女)をほめてくれる人には甘いが、少しでも批判したり欠点を指摘する人は徹底的に攻撃しようとする。
この項目に多く当てはまる人は、「自分は特別な人間である」との感覚ばかりが先にきて、「他社も特別な人間である」ことを認めることができません。だから、物事が自分中心に進まないと気がすまないといったことが起こるのです。どんな人でも恋愛には理想がありますが、ナルシストの場合は、その理想が非常に高く、柔軟性に欠け、しかも相手がその通りにしないと相手を強く非難するのです。こういう人と付き合うと、自分を捨ててでも相手に合わせないといけなくなり、苦労や強迫観念を背負わされることになります。
【脱走者】
○「束縛」を過剰に嫌がる。
○何かを要求すると、「君はわがままだ」というような反応が返ってくることが多い。
○「自由でいたい」という意味の発言をよくする。
○普段(あなたと一緒ではないとき)どんなことをしているか、教えるのを嫌がる。
○一人でいることが好きなようだ。
○あなたが近づこうとすればするほど、彼は遠くに離れていってしまうような気がすることがある。
○悩みや深刻な問題について話そうとすると、話題を変えようとしたり、「面倒だ」というそぶりを見せたり、嫌な顔をしたりする。
この項目に多く当てはまる人は、自由の求め方や束縛の嫌い方が過剰なのです。束縛や自由の喪失を過剰に恐れているからこそ、あらゆるものがそれらの証拠に見えてしまい、「明日会わない?」といわれるだけでも自由がなくなる気がしてしまうのです。このような人たちは突然別れを言い出したりします。
回復方法
もしあなたが、回避依存症であり、それから抜け出したいと考えているなら、もっとも大切なことは「行動を変える」ことです。口で言うのは簡単ですが、行動で示すことは難しいことです。ですから、行動を変える必要があるのです。行動を変えようと意識していれば、時間はかかりますが、少しずつ変えていくことは可能なのです。
次はあなたが回避依存症のパートナーだったときです。次の5つの点について考えてください。そして、別れるのか、このまま我慢するか、改善のための努力をするか決断して欲しいです。
1.いつものパターンでいいのか?
あなたはパートナーといつも同じことを繰り返してしまうのではないでしょうか。「自分は本当に幸せなのか?」と自分自身に問いかけてみてください。答えは簡単にはでないと思います。そして考えるときに大切なのは、「いつかきっと変わってくれる」とか「大した問題じゃない」と合理化してしまわないことです。つらいと思いますが、現実を見つめて自分に問いかけてみてください。
2.どうして引きつけられるのか?
どうして自分が苦しむような相手を選んでしまうのか、必ず理由があります。それを考えて、しっかりと自分のことを認識して自分自身の進む道を選んでください。あなたは自分で選んで今の状況にいます。それは、あなたの意思でいつでも変えることができるのです。
3.まず変わるべきは「相手」か「自分」か?
「相手さえ変わってくれれば」「相手のここが変わってくれれば」というのは、言い訳です。自分にも問題の責任の一端があることを認識してください。あなたが悪いというわけではありません。ただ、相手の思い通りにあなたが動いてしまっているというだけです。だから、あなたの行動パターンを変えれば何かが変わってくるということです。
4.自分をいじめたいのか、幸せにしたいのか?
その人と恋愛をしていることで、自分をいじめているとしか思えない恋愛をしている人は多いと思います。でも、人はみな幸せになりたいのではないでしょうか。怒鳴り散らされない、恐怖に怯えさせられない、搾取されない、行動を規制されない、優しく愛を持って接してもらいたいというのは一人の人間として幸せに暮らすための当然の権利だと思います。もしかしたら、あなたはこのような当たり前の権利を自ら放棄してはいないでしょうか。
5.どこまでなら許せるのか?
相手に対してどこまでなら許せるのか具体的なことを決めることが大切です。そして、もっと重要なことはそれを実行に移すことです。その許容範囲を超えた場合は、別れるとか距離をかなりおくとか実際にすることが必要です。そうしないと、相手からはどうせ口だけだと思われてしまうからです。制限をきちんと決めておけば、今よりも悪化することはまずありません。
ひとつ注意することがあります、共依存症者は自分の力で相手を変えようとしてしまいがちです。同情していると同じことを何度も繰り返すことになってしまいます。そういう点に陥らないように気をつけてください。