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ナント;夫は「回避依存症」の独裁者・搾取者・ナルシスト・脱走者。そして私は共依存だった。
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このタイプは 手を出すべきことではないことにも、自分の善意の手を差し伸べてしまう特徴を持っています。

それは、タイプ2が生まれもって自己を受容する力、自分を愛する力が極端に低いことに原因があります。

それゆえタイプ2は、他者を助けることで他者からの感謝を得、自己が愛されていることを何度も確認することで自己の存在にOKを出そうとします。

単に親切な範囲であればよいのですが、自分が愛されることに激しい渇望を覚えると、
他者のプライベートにまで立ち入って、感謝(愛)を得ようと、問題行動に発展していくのです。

さらにその特徴が激しくなると、他者を支配しようしたり、憎悪を募らせたりします。

Wさんが辞めた後、次に配属になったのはCさんでした。
Cさんは事務職経験がある派遣社員でした。

するとP係長はCさんにもまた、助けたい衝動を覚え、行動を始めました。

昼食時、たまたまお互いの好きな食べ物の話になり、Cさんが麻婆豆腐が好きだと話すと、P係長は次の日、おいしいからと隣町からわざわざ豆腐を買って持ってきたのです。

するとCさんはその場でP係長がタイプ2だと見抜きました。
以前の職場でエニアグラムコーチングを学習していたからです。

関係が悪くなっていくことを懸念したCさんは、改善のためにまず取った行動はきっぱりと境界線を引くことでした。

「人から個人的にものを頂くことで仕事上の関係がかえって悪くなったことが過去にあったので、出来れば遠慮させて頂きたいのですが」と、相手を傷つけないように
気をつけながらも、きっぱりと豆腐を受け取ることを断りました。

と同時に、P係長にコミュニケーションし、受容のストロークを何度も行いました。

「P係長がお世話してくれるので、私はとても助かっています」
「P係長は、物質的な価値よりも、人と心を大切にする方なのですね」
「P係長の献身的な態度に、私は感謝しています」

と、心に響く暖かいメッセージを毎日伝えました。

するとP係長は安心をし、落ち着きを取り戻しました。
Cさんのプライベートなことにまで立ち入ってくることは一切無くなりました。

上記の方法で人間力の高いCさんは、P係長との関係を良好に保つことが出来ました。

まとめです。

今回のポイントは、他者に感謝を求め、プライベートなことにまで立ち入って世話を焼こうとするタイプ2に対し、
境界線を引く(物品などを受けとらない)と共に、
強い受容のメッセージを何度も与えることで、問題行動を消滅させる
ことが出来るということです。

逆にコミュニケーションを避けると、受容されていない(愛されていない)と感じ、時には強い怒りの感情をもって、
さらにあなたを支配しようとまでしてきますので注意しましょう。

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