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ナント;夫は「回避依存症」の独裁者・搾取者・ナルシスト・脱走者。そして私は共依存だった。
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この国が抱える問題の一つに「家族制度」があげられるように思います。
これは斉藤先生の本の中にも書かれていますが
「善き強き父」と「聖なる母性愛」を中心とした秩序の回復
<安全な家族>の復活です
しかし、その傍らでは「安全な」という定義を見事に覆す「べき論」が横行し、主権である側の一方的支配で暴力をも善しとする傾向がありました。
現代の日本には 未だにその状況に甘んじているような傾向があり、
その思考の中で育った子供達は否応なく「主権者にとってのよい子」である事を前提で育成されています。

「べき論」で育てた親は 巣立ち行く我子に「夢」と「希望」と「野心」を兼ね揃え、更に<親孝行である事>を義務とし、可能な限りの期待を背中に背負わせて船出させます。
子供は担ったお役を<他者に頼られる必要性>と受け止める
これが所謂「共依存」問題となり、<ありのままの自分>を許可出来ず、「誰かの為に」を主眼に歩く事となります

私が現在 最も恐れていることの一つにあげる親子間の伝達。

「ヒーロー(英雄的子供)」
「スケープゴード(犠牲者の子供)」
「ロストワン(いない子)」
「プラケーター(慰め役の子供)」
「クラン(道化役の子供)」
「イネイブラー(支え役の子供)」

これこそ≪第二の矢≫として最も恐れているものであると。

現在は特に核家族化が進み、唯でさえ他者との関わりなく生きられる社会になりつつある
その中で他人と関わる事
その根底に、生まれたときから植えつけられた親の評価が付きまとっているとしたら・・・・

「当たり前」が社会に出たときに通じない・・
そんな自分に困惑した時・・
 社会と関われない自分に苦悩し閉塞した時・・、
  そしてその問題を全て他者に投げてしまった時・・

<自分にとって「当たり前」の社会だったはず>の社会に
関われない自分がいる・・
その葛藤で息苦しさを覚えながら「生真面目な自分」と向き合う。
そして新たに「欝」を抱える事にも繋がる・・。



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